余韻を楽しむ、
枕詞のように
枕詞は和歌で用いられる修辞法で、
特定の語の前に置くことで、
語調を整えたり情緒を添えます。
一見意味のないもののように見えながら、
あるとないとでは全く異なる効果を
もたらします。
柑橘にはすっきりとした薄荷のチップを、
生薬が強く香るブレンドには
僅かなベルガモットを。
封を開け、お湯に溶き、息を深める。
微細なブレンドの調整が生む
それぞれの物語は、
お湯と共に溶けて消えてゆく、
しかし確かな感触を残します。
movie
書
加山 幹子
鹿児島生まれ、千葉育ち。
2018 年より京都に暮らし、書を用いた作品を発表する。 最近は彫刻にも興味を持ち、立体作品も発表予定。お酒と和菓子が好き。
最も古いお守り、それは書で記された護符です。
護符は神仏の名や真言を記した札で、家に飾ったり持ち歩くことで神のご加護をいただいくものです。文字には言霊が宿るため、安易に神仏や念の文字を書くことは禁じられていました。書の文字からは殊更に力を感じ、時に癒され、時に畏怖を抱かせます。
ひいらぎは美しく癒される書を皆さまにお裾分けしたく、加山幹子さんに文字をしたためていただくことにしました。
加山さんの作品は力強さと優美さ、そしてちょっとした毒気が魅力です。加山さんの筆がかたちどる軌跡、墨の和紙に染みわたる様、全てがかけがえなく尊い。
加山 幹子
鹿児島生まれ、千葉育ち。
2018 年より京都に暮らし、書を用いた作品を発表する。 最近は彫刻にも興味を持ち、立体作品も発表予定。お酒と和菓子が好き。
入浴は自分への祈り
慌ただしい生活が続くと、私たちの呼吸は浅くなりがちです。
呼吸が浅くなると不安や緊張を感じやすくなり、体全体の循環が鈍化し、やがて心身の病気へと繋がります。
日々の習慣として軽い運動・瞑想、朝晩のストレッチなどができれば理想的ですが、
時間や気力のないときもあります。
そんな時には入浴時間を、ささやかな瞑想の時間としてとることをお勧めします。
入浴剤を入れ、香りを楽しみながら深呼吸をしてみましょう。
入浴は体を洗うだけの時間ではなく、邪気を祓い、呼吸を深め、心身を回復させる効果があります。
ひいらぎの瞑想入浴剤「枕詞のアロマバス」は、疲れた心身に寄り添えるよう、
塩・ショウガ・椿油をベースに、自然から抽出した精油や生薬のみで柔らかく調香しました。
袋を優しく揉み込むことで、心地よい香りが立ち昇り、リラックスしたひとときを過ごすことができます。
呼吸とともに自身の体内へ意識を向け、深い呼吸・心身のバランスを取り戻しましょう。
入浴剤の使い方
入浴剤の使い方
不織布の袋のまま浴槽に入れ、香りを楽しみながら柔らかく揉み、溶かしながら入浴してください。揉み込む目安は白い粉が溶けきるくらいです。