小田巻ホルダー
ころんとかわいい、実は丈夫。
お念珠の房にも用いられる「小田巻」房を大きく仕立てたキーホルダーです。ころころと手の中で転がしたくなる、軽やかで触り心地の良い一品。ひいらぎで人気の房色を中心に、別注品を作っていただきました。谷中本店とオンラインショップのみでの限定販売、色もなくなり次第別の色にまた切り替わっていくシリーズです。
小田巻は、念珠の房の一種として作られている工芸品です。「房」という名称ではありますが、珠状に糸が巻きつけられた球体の糸。糸の端の始末が表に見えてこないことも、この工法の興味深いところです。
木でできた芯となる玉に先に持ち手(輪っかになっている部分)を綴じつけ、その上からコーティングするように一本の紐を巻きつけて仕上げます。土台に組み込む形で作られているので、輪っかの部分を強い力で引いていただいても、滅多なことでは外れません。カバンの中で鍵を探す時も便利な、実用のともなったキーリングです。